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BODは生物化学的酸素要求量(Biochemical Oxygen Demand)の略で、有機物による水の汚れを示す指標のひとつです。微生物は水中の有機物を分解してエネルギーを得ていますが、その際酸素を消費します。ですから水中に有機物が多いほど多量の酸素を消費することになり、BOD値は高くなります。つまりBOD値が高いほど水の中に有機物が沢山含まれている(=水が汚れている)ことになります。
| BOD (単位:mg/L) |
1以下 | 2以下 | 3以下 | 5以下 | 8以下 | 10以下 |
| 国の環境基準 | AA | A | B | C | D | E |
| 生物から見た水質 | 魚が棲める水質 | 魚はほとんど棲めない | ||||
| 棲んでいる魚 | ヤマメ・イワナ | アユ | コイ・フナ | |||
| 生活の中の水質 | 水道水に使える水質 | 工業用水として使用 (水道水には使えない) |
||||
※ 私たちが水道水として使用している水の水質はBOD3mg/L以下とされています。
※ 魚が棲むことのできる水質は一般にBOD5mg/L以下といわれています。
BODで表される水質汚染の原因は ①家庭からの生活排水、 ②工場や事業所からの排水、 ③田畑や家畜からの排水、 ④降雨にともなう市街地や山林からの出水に分けられます。(その中でも最近は家庭からの生活排水による汚染が主な原因となっています。)④を除く他の人為的な原因に対して、何らかの対策が講じられなければ水環境は悪化するばかりです。
それではBODを減少させる排水汚泥処理技術にはどんなものがあるでしょうか。その方法をあげてみました。
| 方法 | 概要 | 適応する排水 |
| 物理的処理方法 | 粒子を含んだ排水に対して濾過や沈殿を行い、物理的に分離する。 | 工業用水 |
| 化学的処理方法 | 化学物質が溶けている排水に対して化学物質を添加して中和したり、固形化して化学的に分離する。 | 工業用水 |
| 生物学的処理方法 | 有機物を多く含んだ排水に微生物を入れ、有機物を食べさせる。 | 家庭排水 |
| 活性炭吸着処理方法 | 有機物を炭に吸着させ、水を浄化する。 | 工業用水 家庭用水 |
| ザ・バイオウォーター による処理方法 |
取水口にザ・バイオウォーターを設置し、溶存酸素の多い水へと改質することで排水のBODを下げる | 工業用水 家庭用水 |
排水処理は、どの方法でも大変コストがかかります。ザ・バイオウォーターなら汚泥の量も処理費も減り、BOD 値も下がり、環境負荷が低減します。しかも排水処理施設自体の設備メンテナンスにも好適です。
排水汚泥処理にとってのザ・バイオウォーター設置のメリット
1) 施設の取水口に取り付けるだけの簡単な設置方法
2) 設置するだけで汚泥量が50%以上減少し、BOD値も60%以上下がる
3) 汚泥量が減るので、処理費が削減できる
4) 配管から供給される水全てに活水効果が現れる
5) 初期費用だけで、メンテナンスコストが一切かからない
6) 半永久的に効果が持続する
浄化槽汚泥と処理施設におけるBOD減少・汚泥減量の事例を紹介します。
これは神奈川県小田原市にすむ奈良さん宅で浄化槽汚泥が激減した例です。処理業者が余りの減少に驚いて現地のバイオウォーター代理店に来られて初めて分かったことでした。
| 設置宅所在地: | 神奈川県小田原市国府津2362-3 奈良邦一様 |
| 概要: | 平成12年11月28日にザ・バイオウォーターを取り付けたところ、以下のグラフで示すように、取り付け前比べ、浄化槽汚泥の ①汚泥沈殿率・SV値(汚泥量)が激減し、 ②透視度(水質の清澄度合い)が60%以上向上し、 ③溶存酸素量(DO値)が50%以上増大するという結果が出ました。 |
ザ・バイオウォーター設置の前と後の汚泥沈殿率(SV値)、透視度、溶存酸素量(DO値)の変化
| 測定年月日 | SV値(%) | 透視度(cm) | DO値(mg/l) |
| 平成11年11月10日 | 70 | 6 | 3.3 |
| 平成12年2月9日 | 20 | 11 | 4.0 |
| 平成12年5月6日 | 80 | 11 | 3.3 |
平成12年11月28日ザ・バイオウォーター設置 |
|||
| 平成13年8月10日 | 5 | 18 | 6.0 |
| 平成13年11月12日 | 5 | 14 | 6.0 |
| 平成14年2月8日 | 5 | 16 | 6.0 |
これで見ると、設置により汚泥沈殿率は激減した後、5%を保っています。

透視度も上昇しています。

同様にDO値も上昇した後、値が安定しています。

ザ・バイオウォーターを通過した水の場合、水分子集団が酸素を包み込んで気化を妨げるので、浄化槽内の溶存酸素量が増えます。それにより好気性微生物の働きが活発になって汚泥を沢山食べるようになるのです。
冷凍食品加工工場の排水処理施設でBODと汚泥量が減少した事例を紹介します。
| 施設名: | 横浜冷凍株式会社 子安工場 |
| 施設住所: | 〒221-0022横浜市神奈川区守屋町1-1-7 TEL:045-461-6574 |
施設概観写真

| 概要: | 横浜冷凍㈱子安工場では、動物性油脂、パン粉、小麦粉などを使用して冷凍食品の製造を行なっていたが、白濁した排水をそのまま海に放流していた。排水処理においては、処理装置の前処理が全くなされていないため常時処理槽の底部に堆積物があり、嫌気発酵が進んでいた。 このような状態のところで、まず夾雑物を除去するために、第一原水槽の前に「生ごみ残渣収集ネット」を取り付けた。 次に工場供給水の元(高置タンク後の給水管)にザ・バイオウォーターΩを設置した。設置後3ヶ月ごとにPH、SS、COD、BOD、n-hexの指標で水質検査を行なった |
ザ・バイオウォーターΩ設置現場
平成11年6月10日設置
ザ・バイオウォーターによる排水改質データ
| H11.5.27 (BW設置前) |
H11.8.10 (BW設置2ヶ月後) |
H11.11.10 | H12.1.12 | BW設置5ヶ月間での改善効果 | |||
| 原水 | PH | 4.3 | 4.5 | 5.6 | 5.8 | ||
| (上澄み液) | SS | 188 | 138 | 35 | 52 | 62.3% | |
| COD | 151 | 84 | 44 | 105 | △25% | ||
| BOD | 189 | 180 | 140 | 194 | △7.8% | ||
| n-hex | 53 | 26 | 10 | 13 | 50% | ||
| 曝気槽水 | PH | 3.6 | 6.4 | 7.0 | 7.5 | ||
| SS | 上澄み液 | 138 | 132 | 7 | 1 | 99.9% | |
| 攪拌液 | --- | 6075 | --- | --- | |||
| COD | 上澄み液 | 299 | 63 | 9 | 10 | 84.1% | |
| 攪拌液 | 950 | 2216 | --- | --- | |||
| BOD | 上澄み液 | 303 | 12 | 1 | 17 | △41.6% | |
| 攪拌液 | 1374 | 716 | --- | --- | |||
| n-hex | 380 | 32 | 38 | 6 | 93.2% | ||
| PH | 6.8 | 7.0 | 6.8 | 7.0 | |||
| 放流水 | SS | 24 | 5 | 1 | 1 | 80% | |
| COD | 51 | 18 | 8 | 7 | 62% | ||
| BOD | 54 | 3 | 3 | 1 | 66.6% | ||
| n-hex | --- | 1未満 | 1未満 | 1未満 | |||
メッシュのかかった数値は平成10年1月から平成11年3月までの平均値(検査回数8回 水質検査機関:保健科学研究所)
上記のザ・バイオウォーター設置後5ヶ月間の水質検査結果のBOD 値をまとめると、以下のようになります。
| 原水槽 | 曝気槽 上:上澄み液 | 放流水 | 排水処理能力 | |
| 下:攪拌液 | % | |||
| BW設置前 | 189 | 303 | 54 | 71.4 |
| H11.5.27 | 1374 | |||
ザ・バイオウォーター設置(H11.6.10) |
||||
| H11.8.10 | 180 | 12 | 3 | 98.3 |
| (第1回検査) | 716 | |||
| H11.11.10? | 140 | 1 | 3 | 97.9 |
| (第2回検査) | ―― | |||
| H12.1.12 | 194 | 17 | 1 | 99.5 |
| (第三回検査) | ―― | |||
(単位:mg/L)
ザ・バイオウォーター設置前は「生ごみ残渣収集ネット」も付けていなかったこともあり、放流水のBODは54もありました。収集ネットもきちんと付け、ザ・バイオウォーターを設置して2ヵ月後の第1回の検査時には、BODは3になっています。水道水に使える水質です。さらに第三回目の検査では、1になっています。国で定めている環境基準でAAランクの水質です。供給水をザ・バイオウォーターで処理するだけで、排水までこのように浄化されるのです。
また、原排水をどの程度処理したかという処理能力の点から見ると、ザ・バイオウォーター設置前のこの処理場の処理能力は71.4%でしたが、「生ごみ残渣収集ネット」を付け、ザ・バイオウォーターを設置した後は98%を超えています。とりわけ第三回検査結果を見ると、年末年始で処理場の操業が休止状態であった時期にもかかわらず、99.5%と、ほぼ100%に処理能力が上がっています。これはザ・バイオウォーターの効果によるものと考えられます。
ザ・バイオウォーター設置前と設置後の排水処理能力の変移

同様に、汚泥量も激減しています。
| 期間 | 汚泥量 | |
| ザ・バイオウォーター設置前 | 平成10年7月~11年5月 (11ヶ月間) |
19,8t |
| ザ・バイオウォーター設置後 | 平成11年6月~12年3月 (11ヶ月間) |
6,4t |
* ザ・バイオウォーター設置日:平成11年6月10日

ザ・バイオウォーター設置後、汚泥は19.8tから6.4tに減少しています。
ザ・バイオウォーターを設置したことで汚泥が67.8%減少したことになります。
横浜冷凍㈱では、排水の水質向上・汚泥削減のほか、トイレの小便器に付着した尿石が自然に取れるという効果も確認されています。